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東北学院・岸が先発全員16K/大学野球

- 9回裏、東北学院大の岸は、仙台大の3番山田を空振り三振に仕留め、先発全員から三振を奪う
<仙台6大学野球春季リーグ:東北学院大3-2仙台大>◇第4節最終日◇8日◇東北福祉大球場
東北学院大のプロ注目右腕・岸孝之(4年=宮城・名取北)が、先発全員の16奪三振の力投で仙台大との勝ち点争奪戦を制した。1勝1敗で迎えた大一番に先発。同カード初戦で今季初黒星を喫した相手を3-2で振り切り、優勝戦線のカギを握る次節13日からの東北福祉大戦に向けて、モチベーションを高めた。
5日の初戦で黒星を喫した岸は、昨季、春秋ともに勝ち点を献上した相手から3季ぶりに勝ち点を奪った。6回まで5安打2失点(自責1)したが、2安打を許した9回先頭の仙台大DH山田健太(1年・尽誠学園)を空振り三振に仕留めて先発全員を達成した。初回を除く毎回の16奪三振(自己最多19奪三振)にも「三振は意識していなかったけれど、最後は狙った」とクールに振り返った。
この日の最速は2回裏のの147キロ。救援した同カード2戦目(6日)の自己最速タイ(148キロ)には届かなかったが、今季登板5試合すべてで146キロ以上をマークする安定ぶり。奪三振数も今季34イニングで計55三振と再び、リーグトップに立った。菅井徳雄監督(49)も「これで挑戦権を得た。自分たちのパフォーマンスを100%出し切ってほしい」と東北福祉大戦を見据えた。先手必勝で35季ぶりの優勝に近づくつもりだ。岸も「向かっていくだけ。先制点を取ってもらって、ゼロに抑えるつもりです」と完封勝利の青写真を広げた。【佐々木雄高】
[2006年5月9日12時18分 紙面から]
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